実はとても大切な空間!
たとえばオフィスビル。
昔のオフィスビルのトイレは「薄暗い」「寒い」「冷たい」そんな印象でした。
現在のオフィスのあり方は、昔と比べだいぶ様変わりし、とくにエントランス(受付)や会議室(ミーティングルーム)、執務スペースにおいてはとても斬新で機能的、かつデザイン性も豊かで、ひと昔のオフィスビルではなかった空間が数多く見受けられます。
しかし、トイレに関してはどうでしょう。そこまで意識をしてもらえず、旧態以前の状態が多いのではないでしょうか。
しかし、現在の商業施設及び新しいテナントビル、駅などはトイレこそちからを入れ、中にはパウダールームなどを設けている施設もあります。
また、学校や役所もトイレの改修工事が多く行われており、トイレの存在がいかに大切かを物語っています。
なぜ今トイレスペースの改修が多いのか。
実はそこには人の心理がはたらいているからです。
トイレが綺麗な会社は社内も綺麗です。逆にトイレが汚い会社は社内も汚い。
学校はそこに気づき現在リニューアル工事を順次行ってます。
また商業施設についてはもっとシビアにトイレを位置づけています。
いくら知名度のあるショップや飲食店をテナントとして入れても、トイレが「薄暗い」「寒い」「冷たい」印象では、せっかっくご来店いただいたお客様の本当の満足度を上げることはできません。
プラスαの価値、それはトイレだったのです。
トイレは共有スペースですので優先順位では後になりがちですが、実はトイレこそ人の気持ちを左右する場所でもあるのです。